IFCとdRofusの簡単な背景

dRofusは、IFCファイルの内容を読み取ることができるため、IFCを読み書きできるプログラムとの間でデータの
転送が可能です。さらに、IFCファイルに保存された幾何モデル情報にdRofusでアクセスすることができ、
ユーザーは他のプログラムで作成された2Dまたは3Dコンテンツを見ることができます。

これらの機能を有効にするために、dRofusはIFCデータに接続する2つの異なる方法をサポートしています：

• dRofusクライアント (デスクトップ・アプリケーション) への単一のIFCファイルのローカル・アップロードとエクスポート。

• IFC モデルの dRofus ウェブへのアップロード。

単一のIFCファイルのローカル・アップロードとエクスポート

IFC ファイルを dRofus にアップロードすることで、ユーザーは IFC ファイルから dRofus データベースにコンテンツをアップロードすることができます。
そのために必要なのは、IFCのコンテンツとdRofusのデータベースの間に共通のキーを持つことです。
どのキーを使用するかは、ユーザーが定義できます。同様に、dRofusデータベースのコンテンツを使用して、IFCファイルを更新することができます。
IFCファイルが読み込まれると、形状データが含まれている場合は、クライアント・ビューアでユーザーが表示することもできます。

IFCの読み書きを行う方法については、こちらをご参照ください。IFCファイルのアップロード

IFCモデルをdRofusウェブにアップロードして閲覧可能

dRofusウェブ・IFC設定により、モデルサーバーの全権限を持つユーザーであれば誰でも、IFCモデルをアップロードし、2Dまたは3Dで表示することができます。
モデルサーバーへの読み取り権限を持つユーザーは、dRofusウェブでそのプロジェクトにログインすると、その後、モデルを見ることができます。

もし、ユーザーが1つのファイルをアップロードして、他の人がアクセスできないように表示したい場合は、dRofusクライアントで行う必要があります。

2D/3D表示のためのIFCモデルのアップロードについては、こちらをご覧ください：2D/3D表示のための1つまたは複数のIFCモデルへの接続