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V2. 1つまたは複数のIFCモデルに接続して2D/3D表示

複数のIFCファイルを結合

IFCモデルはサイズが大きく、コンピュータやネットワークのリソースを大量に必要とするため、
モデルは多くの場合、小さなセグメントに分割してエクスポートされます。
これは、例えば建築モデルのさまざまな部分がIFCファイルに分離されることで、ファイルサイズが小さくなり、
サードパーティ製ソフトウェアの使い勝手が向上することを意味します。
今回の開発における課題のひとつは、これらのファイルをプロジェクト・レベルで検証・確認できるような形にまとめることでした。

モデルサーバーは、複数のIFCファイルを結合し、それらを組み合わせることができます。
これは、さまざまな分野 (異なるソフトウェア) のデータを統合して全体的なモデルを作成する必要がある場合にも適用されます。

IFCモデルのアップロードと表示に使用されるモデル・サーバー・ソリューションは、Catenda社のBimSyncです。

例:

4つのファイルに分割された建築モデル。これらファイルは、dRofusを使用して、部屋、プロパティ、およびアイテムの確認、表示、
および検証のための統一された基盤を、確立するために結合される必要があります。
この統合は、一貫性を確保するためだけでなく、プロジェクトの参加者が最新の2Dおよび3D形状設計ファイルに
アクセスできるようにするためにも極めて重要であると考えております。

もし2つのモデルが "モデルから部屋が含まれる (Rooms are included from model)" に設定されていて、2つとも同じ部屋を含んでいる場合、それは "一致しない (no matching)"部屋として表示されます。

 

IFCアップロードへのユーザーアクセス

ファイルのアップロードは通常、プロジェクトの dRofus/BIM マネージャーが行い、完全な “モデルサーバー権限 ("Modelserver rights)” が必要です。
モデルサーバーは複数のIFCファイル (セグメント) で構成され、設計されたモデルに変更が生じた場合や、
1つまたは複数のファイルを更新する必要が生じた場合に、継続的に置き換えることができます。
他のdRofusユーザーは、ファイルのアップロードやダウンロードはできませんが、1回のキー操作でアップロードされた最新モデルを見ることができます。

 

キー

異なるモデルファイルがアップロードされ、キーが正しく設定されると (部屋、アイテム、オカレンスをリンクするために) 、
dRofusのどのようなオブジェクトのセットもモデルで見ることができます (部屋に接続されている限り) 。