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V2. フィールドの追加・編集

V2. フィールドの追加・編集

フィールドは、ユーザー・インターフェイス・エディタ (User Interface Editor)の階層構造の最下層に、
位置します。これは、ユーザーがデータベース内のデータに貢献する場所です。
フィールドは要素にのみ追加でき、グループやタブには直接追加できません。
フィールドを追加する際、管理者は、8つのフィールドタイプから選ぶことができます。
下記の フィールド・タイプを参照ください。フィールド・タイプには、いくつかの共通の特徴と、
いくつかのユニークな特殊条件があります。

image-20240410-072920.png
3 つのフィールドを持つ要素 (Yes/No、テキスト、数値)

新しいフィールドの作成 

  1. 新しいフィールドを追加する要素を選択します。

  2. 上部メニューの "新規フィールド" を選択し、ドロップダウンメニューから必要なフィールドタイプを選択するか、要素を右クリックして "新規フィールド→" を選択します。

  3. プロパティを入力します。詳細は以下をご覧ください。

image-20240410-073226.png
"テキスト"フィールドのプロパティの例

フィールドの種類

フィールドにはさまざまなタイプがあり、タイプによってプロパティも異なります。

フィールド・タイプ

説明

複数行のテキスト

数行をカバーするテキスト・フィールドは、テキストの段落を含む可能性のあるフィールドのために設計されています。ボックスの領域のサイズは、高さと幅の両方で定義されます。

フォーマットされたテキスト

複数行テキストと使い方は同じですが、
フォーマット (太字、斜体、色付きテキストなど) が可能です。

フォーマットされたテキストフィールドは、Excelのインポート/エクスポートのワークフローには使用できず、リストに列として追加することもできません。

Yes/No

Yes/Noフィールド (チェックボックス)。単独で、または他のフィールドタイプと一緒に使用することができます。例えば、他のフィールドの有効な手段として。

数値

数値のフィールド。許容される合計桁数と小数部の数を定義します。
外部データ・ソースと同期する場合は、データ型が一致する必要があります。

複数の選択肢

あらかじめ定義された複数の選択肢 (テキスト) からユーザーが選択できる、
フィールド。ドロップダウンメニュー (コンボボックス) または、
ラジオグループとして表示することができます。

テキスト

一行テキスト・フィールド

日付

日付を設定するフィールド。

固定テキスト

編集できない、固定テキスト用のフィールド。

固定テキスト・フィールドは、Excelのインポート/エクスポート・ワークフローには使用できず、リストに列として追加することもできません。ユーザー・インターフェイスにのみ表示されます。


プロパティ

いくつかのプロパティはすべてのフィールドタイプに共通で、他のプロパティは、特定のフィールド・
タイプに固有のものです。表の最後の列(フィールド・タイプ)は、そのプロパティがどのフィールド・タイプで利用可能かを知らせます:

プロパティ

説明

フィールドタイプ

ID

フィールドのデータベース一意ID

全て

ラベル

フィールドの前、または後に配置されるオプションのラベル。関連するドロップダウンを使用して、ラベルを表示する場所を定義します。

全て

ツール・ヒント(Tooltip)

ユーザーが、ユーザーインターフェイスのフィールド上にカーソルを置くと表示されるヘルプテキスト。

全て

Enabled/Disabled by

もし、選択したフィールドをYes/Noフィールドで有効/有効にしたい場合。 関連するドロップダウンリストを使用して、タブ内で利用可能な、yes/noフィールドを選択します。フィールドは別のタブにある、Yes/Noフィールドによって有効にすることはできません。

全て

読み取り専用(Read-only)

値をロックするには、読み取り専用に設定します。このオプションを設定すると、すべてのソース (デスクトップ、WEB、Excel、Revit/Archicad、APIなど) からの変更を防ぐことができます。

全て、固定テキストを除く

高さ (Height)

デフォルトの高さを上書きするオプション。デフォルトでは、
フィールドは利用可能なスペースを使用するように広がります。
デフォルトの動作を使用することをお勧めしますが、特別な必要が、ある場合は上書きしてください。

縦に行の高さを挿入します。

複数行テキスト、書式付きテキスト

幅 (Width)

フィールドのデフォルトを上書きするオプション。デフォルトでは、フィールドは利用可能なスペースを使用します。デフォルトの動作を使用することをお勧めしますが、特別な必要がある場合は上書きしてください。

横幅を、ピクセル単位で挿入します。

テキスト、複数行テキスト、書式付きテキスト、数値、複数選択、固定テキスト

テキスト

固定テキストでのみ使用可能です。このプロパティには、ユーザー・インターフェイスに表示したいテキスト値が含まれます。

固定テキスト

アンダーライン&中央揃え

固定テキストでのみ使用可能。テキスト値の下線と、テキスト値を、中央揃えにするかどうかを調節します。デフォルトは左揃えです。

固定テキスト

ラベルを上に表示

このオプションは、要素ラベルを使用する場合、書式付きテキスト、または、複数行テキストフィールドの上に配置します。
ユーザー・インターフェースおよびPDFレポートにおいて、
フィールドがより多くのスペースを使用できるようにします。

複数行テキスト、書式付きテキスト

データ・タイプ

数値フィールドのデータ・タイプ指定するオプション。空白の場合、
フィールドは、デフォルトのデータ・タイプである整数になります。

数値

桁数

数値フィールドで許容される桁数を定義します。空白の場合、デフォルト値の、7が使用されます。

数値

小数点以下の桁数

小数点以下の桁数を指定します。空白の場合、デフォルト値の、2が使用されます。

数値

スタイル

複数選択フィールドの表示を指定します。

  • コンボ・ボックス (編集不可) は、ドロップダウンメニューを提供しており、直接編集することはできませんが、事前に定義されたオプションの1つを選択します。

  • コンボ・ボックス、編集可能、ドロップダウンメニューがあり、自由にテキストを入力したり、あらかじめ定義されたオプションの1つを選択することができます。

  • ラジオ・グループ。オプションごとにラジオボタンを重ねて配置します。

  • ラジオ・グループ横並び。ラジオボタンを、上記のように重ならないように、横一列に並べます。

複数選択肢

ドロップダウンの値

複数選択肢フィールドでは、各値は複数選択肢リストの選択肢を表します。 空白のオプションを追加したい場合は、必ず「Add empty value」を選択してください(下記参照)。ドロップダウンの値は、入力位置で並べ替えられます。

複数選択肢

空の値を追加

複数選択フィールドでは、このオプションは空の値を追加し、
ユーザーが必要に応じてフィールドをクリアできるようにします。

複数選択肢

ロールバック日数

デフォルトとしてロールバックする日数を定義します。空白の場合、現在の日付がデフォルトとして設定されます。

 

フィールドをコピー

  1. フィールドを選択します。

  2. 右クリックします。

  3. "コピー"を選択。

  4. 要素を選択して、ペーストします。

  5. 要素を右クリックし、”ペースト (貼り付け)”を、選択します。

フィールドは、フィールドを含む要素、グループ、タブがコピーされたときにもコピーされます。

フィールドを削除

1つまたは複数のフィールドを選択し、上部メニューの "削除 (Delete)"オプションまたは右クリック→
"削除 (Delete)" を使用して削除します。

フィールドを含む要素、グループ、タブが削除された場合も、フィールドは削除されます。

フィールドがデータで使用されているプロジェクトでタブ、グループ、要素、または、
フィールドを削除する場合、ユーザーインターフェースエディタのユーザーに、
この警告メッセージが表示されます:

この警告メッセージは、ユーザーインターフェースのエディタが、自分の行った変更に
よってプロジェクトからデータが削除されることを確実に認識するためのものです。

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