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部屋データとアイテムデータのすべてのロジカル(Yes/No)フィールドと数値(数字)フィールドをチェックするルールを作成することができます。
ルールを設定するフィールドを選択すると、自動的にタイプが決定されます。表1は、フィールドのタイプと作成可能なルールのタイプとの相関関係を示しています。
部屋データ・フィールド: | アイテムデータ・フィールド: | カウントダウンが可能: | 結果: |
ロジカル | ロジカル | いいえ (No) | Under-specified (仕様不足): もし、アイテムフィールドが "はい (Yes)" の場合、フィールドも "はい (Yes)" でなければならない。 例:もし、アイテムがバキューム(vacuum)フラグ付きであれば、フィールド "バキューム (vacuum)"もまたフラグ付きでなければなりません。 Over-specified (過剰仕様): ”Yes"フィールドのある部屋にアイテムがない場合、そのフィールドにも "Yes "はないものとします。 例:もし、部屋内にバキューム (vacuum)を必要とするアイテムがない場合、フィールド "バキューム (vacuum)"にフラグは立てられません。 |
数値 | ロジカル | はい (Yes) | Under-specified (仕様不足): このフィールドは、アイテムフィールドのフラグが立っている部屋のアイテム数以上でなければなりません。 例:そのアイテムにコンセントが必要な場合、部屋にあるコンセントの数は、そのアイテムに電源が必要なコンセントの数の合計以上でなければなりません。 Over-specified (過剰仕様): このフィールドは、アイテムフィールドのフラグが立っている部屋のアイテム数より大きくてはなりません。 例:部屋の電源ソケットの数は、電源を必要とするアイテムの数より多くしてはなりません。 |
ロジカル | 数値 | いいえ (No) | Under-specified (仕様不足): もし部屋のアイテムが0より大きいフィールドを持つ場合、そのフィールドにフラグを立てなければなりません。 Over-specified (過剰仕様): 部屋の中に0より大きいフィールドを持つアイテムがない場合、そのフィールドにフラグをつけてはいけません。 |
数値 | 数値 | いいえ (No) | Under-specified (仕様不足): 値を比較する演算子を選択できます。もし、”>” を選択した場合、アイテムフィールドの値はフィールドの値以上でなければなりません。 ”<” 演算子を選択した場合、アイテムフィールドの値はフィールドの値以下でなければなりません。 例:”アイテム” の最低温度は、部屋の最低温度以上または同等でなければなりません。 Over-specified (過剰仕様): 選択された演算子を逆にします (仕様不足の場合)。 例:アイテムの最低温度は、部屋の最低温度以下であってはなりません。 この種類のルールに過剰仕様が実際に実用的な意味を持つかどうかをチェックします。 |
数値 | 数値 | はい (Yes) | Under-specified (仕様不足): 部屋内の全アイテムのアイテムフィールドの合計がフィールドの値以下でなければなりません。 例: 部屋内の全アイテムのデータ接続数は、部屋内のデータコンセント数以下でなければなりません。 Over-specified (過剰仕様): フィールドの値は、部屋内の全アイテムのアイテムフィールドの合計値より大きくてはなりません。 例:部屋内のアイテム全てのデータ接続数は、部屋内のデータコンセント数を超えてはなりません。 |
表1
ホーム → 部屋 → 部屋データ<-> アイテムチェックでルールの作成と削除ができます。これにより、定義されたすべてのルールの概要が表示されます。”追加 (Add)”をクリックしてルールを追加します。画面の左側にはすべてのフィールドが表示されたツリーがあり、右側にはすべてのアイテムフィールドが表示されたツリーがあります。これらのフィールドの中から、必要なフィールドをダブルクリックして1つずつ選択します。選択したフィールドのタイプによって、リソースをカウントダウンするかどうかと、使用する演算子のオプションがあります。ルールの設定が完了すると、アンダー・スペック (仕様不足)とオーバー・スペック (過剰仕様)それぞれのテキスト・フィールドにその定義が表示されます。次に優先度を選択し、OKをクリックします。